トルコリラ円の高金利につられる心理は人ごとじゃない

高金利として有名なトルコリラ円が、底なし沼状態にずるずると下げ続けています。
Yahoo Japan Corporation.
このとおり10年にも渡ってこれでもかと下落中ですが、それでもなお買い向かったあげくに含み損に苦しむ人が絶えません。
 
「高金利だから持っていればいつか含み損も解消される、値が反転したら大儲けだ!今に見てろ!」
 
と決死の覚悟で耐えているのかもしれません。
 
でもこれってただの期待でしかないわけです。
 
 
さらに値が下がるほどに「これは底が近いぞ」とますます買い向かいたくなる。
 
もうこうなるとトルコリラ円という呪いのカブトとヨロイを靴を装備したようなもの。
どろ沼に引っ張り込まれて身動き取れなくなるでしょう。
 
 
テクニカル面からいえばトレンドは反転よりも続く可能性が高いですし、ファンダ面からみたらトルコ政権に転換の期待が持てない状況もあるわけで、本来なら買う選択がでてきません。
 
それでも期待で買うとなるともはや宝クジ買うのと同じ心理状態です。
 
 
と一方的に書きましたが、このブログを読んでいるあなたは株投資をしているわけで「為替はやらんから余裕」って思っているかもしれませんね。
 
でもこの心理と似たのは株投資にもあります。
 
それが優待につられるということ、、
 
 
経営状態がまずくなっていても見なかったことにして、優待に目をくらませて買うことがありませんか。
 
「優待欲しい!買おう!」
 
リスクを想定して買うならかまわないですが、優待だけのために買ってもなかなかハッピーな結果になりません。
 
優待って簡単に内容が悪くなったり、そもそも無くなることもありますからね。
 
登ったハシゴが外されるということが起こり得ます。
 
限りある貴重な資金で買う以上は優待を求める興奮をいったん落ち着かせて、そもそもその企業はどうなんだろうかと見た方がいいですね。
 
 
という僕も優待から銘柄を探しことがよくあるのですが、頭を冷やすためにしていることがあります。
 
目に留まった銘柄があったら業績や財務をサッとチェック。
次に決算説明資料を手に入れて大まかにビジネス内容をおさえる。
 
そして有価証券報告書と決算短信を手に入れて業績推移のグラフをスプレッドシートで作っています。
 
こうするとなかなか頭が冷えてきて「優待もらいたかったけど買うのはやめておこう」なんて結論になることもでてきます。
 
逆に調べたうえで「これはいい!」と判断できたなら買う根拠が強くなっています。すると暴落時でも握り続けられます。
 
 
銘柄と出会うきっかけはたくさんあっていい、そのうえで「本体の価値はどうだろ?」と自分の目で見て判断することを忘れないようにしたいものです。