ゆきまるです。(@yukidarumaTrade)
長期投資になってから決算書をよく読むようになり、そのおかげで落ち着いて評価する姿勢が身に付きました。それはいいのですが・・・
ここのところ決算数字ばかりを参考にしていて、商品やサービスに対する肌感覚が鈍っているなぁとふと気づきました。
これは投資初心者のときに買った株のパフォーマンスがよかったなと思ったのがきっかけです。
何の銘柄かというと、スタートトゥデイです。
ただ単純に買った株が高パフォーマンスだった
僕は2013年1月に投資を始めたのですが、この時期に少ない資金でスタートトゥデイを買いました。
なぜ選んだかというと単純で、嫁がZOZOをよく利用していたからです。
それも利用頻度が上がっていったので、試しに買ってみようという単純な理由でした。
決算数値など何もみていません。
買ったのは2013年の1月終わり~2月あたり。
月足チャートをみてみるとこのとおり。

底で買っています。
まさにビギナーズラックですね~
買いタイミング自体はただの偶然なので気にするとこじゃないですが、それよりもすぐに手放してしまったのが「あ~あ」というところです。
実は買ってからすぐに利益がのって1ヶ月経たずして売却しました。
当時の取引履歴がもう証券口座から出力できないのでウロ覚えですが、100株買って1万円くらい利益がでて「すげ~!」と思って売った記憶があります。
仮に今でも持っていたとしたら、株価は約13倍。
しかも途中に株式3分割もあったもんだから資産はだいぶ増えていましたね。
消費者としての感受性を大事に
なんだか変に決算数字を調べてあーだこーだ考えているより、普及しているサービス・商品を提供する企業の株をシンプルに買う。あとはガチホ。という方が高パフォーマンスだったわけです。
この当時の自分を思い出すと、Amazonを使っては「このサービスほんと便利だな~」iPhoneを持っては「美しいな~」みたいに感情がよく動いていました。
もしもその感情のままその当時株を買っていたら・・・だいぶ資産増えましたね。
あくまで結果論で全てがこれに当てはまるわけじゃないですが、それでもこの視点って失っちゃいけないと思うんです。
やばいなと思ったのが、あまり感情が動かなくなっていること。
そういえば当時と今とで利用している製品やサービスに変化があまりない。
日々使っている、iPhone、Google、Twitter、Dropbox、Evernoteなど当時からありました。
新しいものへの感受性が鈍くなっているぞ、やばい・・なんて思います。
消費者としての感情や直観をもとに株を買うというのは、思った以上に大事なことなんじゃないかと思います。
結局みんながほしがったり必要としする商品・サービスを提供する企業って伸びていますからね。
どうも変に投資慣れしてくると、やたら数字みたり分析したりと頭ばかりで考えるようになります。
投資初心者のときにもっていた感覚って、実は投資の根幹でもあるように感じています。
改めて消費者としてのアンテナたてて、毎日を過ごすことにします。