先回りしてこっそり仕込む!その手法とは? v-com2さん2冊目著書

 
 
この本は投資家v-com2さんの二冊目の著書。
 
v-com2さんは東証一部への市場昇格などを先回りして投資することを得意としている投資家です。
優待銘柄が主体で、保有中は優待を楽しみつつ値幅をしっかり取るスタイル。
 
前作はバリュー優待投資を具体的に紹介しており実践的。
二作目も楽しみにしていました。
 

前作を知る人からすると評価が分かれそう 

期待して手に取った今回はどうか?
 
結論からいうと、今回は評価が分かれそうです。
 
前作は昇格条件などが明確でそのまま適用しやすかったですが、今作は決算情報を活かす内容。
ぱっと見、真面目な内容で取っつきにくそうだなぁという印象を受ける可能性があります。
 
でもこの内容がわかれば自分なりに企業をみて確信をもって選別・保有することの手助けになります。
 
ぼく自身は決算数値を眺めることが好きなタイプ。
それによって銘柄への確信が大きくなり「お宝発見!」と脳内ランプが点灯します。
 
そんなタイプにとっては得るものがある内容です。
 
 

確信をもって株を握る難しさを攻略

まず買うときというのは期待に胸を膨らませてしまうものです。
 
なかば勢いで買ってしまうこともあるでしょう。
 
 
でも保有しはじめて日々値動きをみていると、今度は心が揺れがちになります。
 
 
中長期投資において自分なりの根拠、確信をもっておくことは大切。
これがないと日々の値動きで動揺してしまうのです。
 
 
下がったとき、買い増しのチャンスと捉えるかただ怖くて手放すか。
迷い始めたら何がいい行動なのかわからなくなります。
 
 
これが根拠・確信をもっていれば行動判断につながります。
 
企業そのものを見定める目というのは根拠・確信に通じるわけです。
 
 
これは中長期投資において必須のスキルですね。
 
 

目標株価の考え方

 成長株を発掘した際、どの程度を目標株価と考えるか。
その目安となる計算方法も紹介されています。
 
「将来のピーク時の●● ✕ 10 = 時価総額」
※一部伏せています。
 
 
目標株価はいろいろな算出方法があります。
正確にあたるものではありませんが、目安をもてないような株は長く握れるものではありません。
 
 
もう一つ、PER面の条件を引用して紹介します。
「3年後の予想1株あたり利益の15倍」程度を目標株価と考えて、現在の株価とのギャップがあれば、その部分が得られる可能性のある値上り益と考えます。
 
引用:最強のファンダメンタル株式投資法
PER15倍はよく目安とされます。
3年後の予想1株あたり利益(EPS)が算出できれば目標株価は算出できますね。
 
EPS ✕ PER=株価 ですから。
 
 

決算書に苦手意識がある人へ。ここは読んでおこう

図解もシンプルでイメージしやすいのですが、それでも読みづらい方はいるでしょう。
 
そのときは無理して全てに目を通すことはありません。
 
投資家として貸借対照表の生かし方、損益計算書の生かし方、目標株価の考え方を読む。
 
あとは今保有している株、気になる株の決算数字をみてみると気付きが増えていきますよ。

 

まとめ

一時期決算書の読み方を漁っていた自分としては、今回の内容は楽しいものでした。
 
ファンダメンタルを勉強しはじめた方にも良いです。
 
無借金でも倒産リスクがあること、キャッシュフローの中身といった部分も知っておきたいところ。
スクリーニングする際、無借金企業を条件にするケースはあるでしょう。
 無借金だから安心というわけではないのです。
 
また、「のれん」という言葉も聞いたことあるけどよくわからないという人も結構多いです。
のれんもシンプルに図解されています。
 
v-com2さんの書籍は「そこ知りたかった」という情報があって役にたちます。
次回も楽しみにしています。
 
 
 

前作を読んでいない方

もしも前作を読んでいない方で中長期投資をしようとしているのであれば、前作も読んでみることと発見たくさんですよ。
 
 

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