
企業がどんなビジネスをしているのか知ろうとするときには決算説明資料を眺めるようにしています。
説明資料は図がたくさんあって事業内容がイメージしやすくじつに便利。
決算説明資料というのはこんなのです。

文字だらけの決算短信や有価証券報告書と比べると、見やすさが全然違いますね。
上場企業のIRから手に入れることが可能
企業サイトのIR内に「決算説明会」と名前のついた場所に置かれていることが多いです。
独立しないで決算短信といっしょに並んでいることもあります。
これ自体は公開義務がないので用意しない企業もありますが、かなり多くの企業が公開しています。
保有している株でもチェックしてみよう
すでに保有している銘柄でも、どんな事業をしているかわかっていないまま買っていることはあるでしょう。
そういえばどうやって稼いでいるんだろ?なんて疑問に思う銘柄があったら、今からでも決算説明資料を読んでみることをおすすめします。
ぼんやりとでも成長の伸びしろがみえてきておもしろいですよ。
その結果、これまで以上に自信をもって保有できるようになるかもしれませんし、逆に値動きの調整はいったら手放そう、なんて判断に活かせます。
企業の思惑があるから上手に利用
ただしこの決算説明資料は書き方にルールがあるわけではないので、企業によって分かりやすさのムラがあります。
さらに強調したい情報は目立つように、あまり見せたくない情報は目立たないようにしたり、そもそも記載しないように表現を変えることもありえます。
たとえば顧客数の推移をのせていた場合、前回は増加率だったのに、今回は増加数に変えていたり。逆もありえます。
資料をみた人が好印象をもつ方へ表現を変えることもあるのです。
企業の思惑が含まれるので、書かれていることをそのまま受けるのではなく一歩ひいて見る必要はあります。
そんな特徴があるにしても、どんな事業をしているのか?何で稼いでいるのか?知るのにうってつけの資料であることに間違いありません。
せっかく公開されているのでぜひ活用しましょう!