いつの間にか小難しく企業分析しがち。消費者感覚を忘れずに

投資先の企業分析をウンウンしたところで、実際のところはわからないよなぁと思うことがよくあります。

 

僕の勤務先は一部上場企業のグループ会社で、四季報をみても成長率や財務健全性などいい数字がでています。

外から確認できる数字だけをみたら、株を買ってもいいなと思える状態にあります。

 

が、社内にいるからこそわかることがあるわけで、正直いって勤め先の商品を友達・身内におすすめする気になりません。

これは外の数字だけをみたところで全くわからないことです。

 

結局こねくり回して企業分析をしたところで、核心までわかるわけないんですよね。

 

だからこそ、企業分析はシンプルにしています。

見るのはその企業の売り物(商品・サービス)、そしてその結果がどう出ているか(数字)です。

 

なかでも重要なのは企業の売り物で、これを消費者目線で大きく二つの角度からみています。

  1. その商品は、驚きや感動を与えるもの?
  2. その商品は、意識から外れるほど当たり前に浸透している?

 

それぞれ企業例をだすと、

驚きや感動を与える商品を提供する企業は、Apple、Adobe。
当たり前に浸透している商品をもつ企業は、VISA、マクドナルド。

 

これはもう完全に消費者としての自分目線で、感覚的なものです。

この感覚的なものがあってから、結果の数字はどうかな?と見ていきます。

 

見ていく数字も一般的に知られたもので、売上高、利益率、ROE、営業キャッシュフローマージンという指標たちです。

これらをササっと確認して判断に役立てています。

 

投資経験が増えるほどに、企業分析をこねくり回したくなってきます。

これはこれで発見もあり知見がたまっていく楽しさがあるのですが、ではそれが投資精度に直結しているかというとそうでもない現実があるんです。

小難しい分析は自己満足だったりします。

 

なんだかんだ消費者目線で選んだ銘柄の方が投資結果がいいってことがあるんですよね。

こういうシンプルさも忘れないようにしたいと思います。