どこかで跳ねあがる可能性のある業績推移パターンを1つ紹介。
- 規模拡大(売上増加)がいちじるしい
- 営業キャッシュフローががっつり増加している
- 積極的に投資している
この3つの組み合わせです。
例えばこんなグラフ。
銘柄の印象に引っ張られないように銘柄名をあえて伏せています。
推移をみると2017年が特出していて、その2017年にこの銘柄は1年間でテンバガーとなりました。
サラリーマン投資家が資産を増やすには、こういう株も組み込みたいものです。
ターニングポイントとなる変化
2013年まではずるずるときていましたが、2014年に変化が。
売上が60%も伸びていて、さらに営業利益は2倍以上、純利益は3倍以上となりました。
さらにキャッシュフローも大きく変化があります。営業キャッシュフローがぐんと伸びて、投資も増加。積極攻勢の変化がみえます。
このとき株価は反応して約3倍になっています。
株価自体はその後2017年1月までほぼ横ばい。
そして2017年2月に再び株価が上げ始めて10月にテンバガーとなりました。
このテンバガーは2017年の8ヶ月間での伸びという大暴騰でした。
2014年はじめてに買えていれば約30倍となったわけですが、2014年の数字が確認できるのは2015年になるわけでそれは無理ですね。
それでも2015年に買えていれば2017年のテンバガーを経験できたことになります。
企業姿勢の変化に気づき、買って待つ姿勢
やはり変化に対して「おやっ?」と反応できるかどうは大事なことだなと改めて思います。
ただし大事なのは、そういう変化があってもその後2年ほど横ばい期間があること。
握りつつ待つという姿勢を忘れてはいけませんね。
なお、ターニングポイントとなる変化に気づくためには2年・3年という短さでなく、できるだけ長期の10年範囲でみたいもの。
10年でみるとその銘柄の性格もみえてきておもしろいですよ。
ちなみに今回の話しの銘柄は何かというと・・・
「ペッパーフードサービス」です。
本日2018年7月30日に第2四半期決算発表があり、前年四半期比で売上81%伸びという好決算でした!