576ページに渡るボリュームたっぷりの本。
市場の全体像をつかむことが大事、相場に逆らわないといった全体感のことから、やたら狭いストップ設定でなく相場の動く余地に合わせて設定するなど、自分主体でなく相場に合わせたアプローチをすべきということが書かれています。
心構え、規律のことにも多く触れています。
要所要所で入ってくる小コラム(?)のようなものも興味深いですね。
ボリュームのある本なので、パラパラと大項目、中項目、小項目を追っているだけでも参考になることがたくさんあります。
ちなみにこの中のニューストレードについて、僕はもともとニュースを参考にしていないですし、オシレーターにいたっては除外した項目なので読んでいません。
自分にとって読む必要ないと思ったところはすっ飛ばしてますが、興味ある方は読んでみてはいかがでしょうか。
それと、この中で「タイムストップ」という手仕舞いが紹介されています。
損切りは価格ですることが多いですが、タイムストップは仕掛けてから45分たってもうまくいかなければ手仕舞うというもの。
「時間切れ」ってことです。
これは自分なりに取り入れてます。
仕掛けたものの全然動かなかった場合、当初の見立てが外れた可能性が高いことがありますからね。
単純に45分を適用するのではなく、そこは金融商品にあわせて時間を設定すればいいと思います。
自分を例にとると・・先物の場合、日中がレンジのときはナイトに持ち越さないといったやり方を取ることが多いです。
ナイトの寄付きで上下どっちにつくか分からないことが多いもので・・・そうしてます。
長めな「時間切れ」設定ですね。